報道各社で報じられているように、26日午後に関西電力より経産省に値上げ申請が出されたとの事である。
家庭向け約12%と企業向けも凡そ20%に届くような、そういう大掛かりな値上げだったりする。
関電、今期2650億円の最終赤字に 値上げを申請(日経新聞)
東日本大震災以降、国策に近い形で原発を動かせない状況に強いられたりし、その間にインドネシア辺りの高い原油の購入を強いられたりと大変なのは判る。
というか、電力会社が硫黄分の低い低環境負荷の燃料としてインドネシア産のものを買い漁るせいで高騰し、間接的に煽りを食った身としては・・・やっぱり共感できないか。
まあ、坊主憎けりゃなんとやらとばかりに、MIDの親会社の関電さんには色々思うところがあるわけで。
市井の人間や企業に協力という名の節電を強いてきた関電さんの子会社が、オール電化のマンションを今頃建てるのはどうかとか、景観問題以外のところにも一言物申したくなるんですね。
節電して下さいって言いながら、一方で電気だけで生活する住まいを作る。
ある種ツッコンで下さいとばかりの矛盾な気がします。
景観眺望を売りにしながらも、建てる為に景観を穢す。
これも矛盾じゃないですかね。
まあニュースを見てこんな事が頭に浮かんだわけなんです。
はあ、本当に値上げは嫌だなぁ。
「ロジュマン千里中央というマンションが、千里の氏神の上新田天神社の長年守り受け継いできた景観を損なう事を許せない。」
「ロジュマン千里中央というマンションの建設を進めているMID都市開発並びに近鉄不動産等の関連会社が、将来の子供達の為にも神社とその周辺の景観に配慮するように希望する。」
何度も何度も訴えかけておりますこの言葉が、関係者の人達に届きますように。