今や一市民が手軽に情報を発信できる時代なんですよね。
昔なら考えられない状態です。
私たち鎮守の杜を守る会ではアナログな街頭活動も行っていますが、これは声の届く範囲の人達にしか届かない。
関心の高い当該地域の人達に状況を知って貰うという目的は達せられますが、もっと広範囲、例えば大阪全域に知ってもらうには活動としては弱いわけです。
もっと広い範囲に声を届けようと思うと、従来はマスコミに取り上げられるか、自ら広告などを打つか、口コミでのゆっくりとしたペースで拡散するのを待つかしかないと。
恐らくこういうのを為そうとすると、費用や人脈ってのが必要になってくると思うんですね。
そういう方法を否定するわけじゃなく、効果を認識してる上で、じゃあそれがやれるかどうか。
ご存知の通り、ロジュマン千里中央というマンション計画は、関西電力の子会社MID都市開発、近鉄の子会社近鉄不動産、そして最近は伊藤忠の子会社伊藤忠都市開発と、関西の名だたる大企業がバックについてる開発会社が関わっていて、生半可な費用や人脈では到底太刀打ちできない力を持っているんですよね。
会の相談役を見ても判るとおり、事務局長や事務局次長の人脈には驚嘆すべきものがありますが、有識者とはいえマスコミへの影響力があるかどうか。(基本的には学者さんの系統になってますからね)
ついでに今の私たちには資金力なんて欠片も無い!(資金力があれば、今すぐに10個でも20個でも看板建ててます!)
なので、そういう方法は現実的ではないんです。(奇特な週刊誌が一度取り上げてくれましたが、あれは宝くじに当たったようなものなので、二匹目のドジョウは期待しない方がよさそうです)
じゃあどうするか。
費用がさほど掛からない方法で声を届けるしかしょうがないじゃない。
それがネットメディアなんですよね。
ちょっとした制約はあれども無償か低価格で利用でき、テンプレートも用意されていて文章さえ書ける人間なら容易に参入できる。
そして記事の蓄積に向いているこのブログというものを利用しています。
長めの文章を広く発信するのには、ツイッターやフェースブックよりも向いてると思いますし。
(情報の拡散速度は恐らくその二つより劣るので細工は必要だとは思いますけど)
細工については…またそのうちに記事を改めて書く事にします。
検索最適化(SEO)って偉そうに書くような内容じゃなくて、ちょっと気をつける程度の簡単な方法なんですけどね。
そういうわけで、ロジュマン千里中央の景観問題への訴えをこのブログで書いています。
「ロジュマン千里中央というマンションが、千里の氏神の上新田天神社の長年守り受け継いできた景観を損なう事を許せない。」
「ロジュマン千里中央というマンションの建設を進めているMID都市開発並びに近鉄不動産等の関連会社が、将来の子供達の為にも神社とその周辺の景観に配慮するように希望する。」
何度も何度も訴えかけておりますこの言葉が、関係者の人達に届きますように。